ソーダ・ファウンテン

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012:赤(宮田ふゆこ)

今はもう手をつなかずに仰いでるプラネタリウムの赤色巨星

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011:すきま(宮田ふゆこ)

すきまからすきまへ泳いでいるかぎりやさしい魚でいられるのにな

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短歌スクラップ

題詠100首ブログで好きだった短歌のメモ。
(これのためにしっかりチェックしているわけではないので
知り合いの方の率が高くなります。)

*001:始

睡蓮のように始まる土曜日が好きだよ お茶をふたりで飲んで(西巻真)

「かき氷始めました」の貼り紙は誰かがきっとはがしてくれる(志井一)

*002:晴

かたくなに折りたたまれた薄紙を午後の晴れ間にそっとひろげる(富田林薫)

忘れない 晴れたら私のおかげだし雨ならきみのせいだったこと(百田きりん)

晴れてさへゐればごきげん伊右門をリュックの脇にさくりと挿して(大辻隆弘)

さわやかに水を差します快晴の空を横切る飛行機雲は(猫町フミヲ)

こんな日は犬晴れと勝手に名付ける たんぽぽの葉がのびやかな朝(萩 はるか)

*005:しあわせ

しあわせとなまえをつけたガンプラのディテール処理にこだわっている(富田林薫)

しあわせと検索すれば五百万弱のしあわせ お幸せにね(こはく)

しあわせかどうかはそれほど問題じゃないと思うよ ねえ、ドラえもん(辻一郎)

*006:使

水晶の夜いっせいに燃え上がる天使だらけのカタログブック(西巻真)

*007:スプーン

記憶から海のデータを取り出そう硬膜ふかくスプーンをさして(西巻真)

柄の長いスプーンからのひとくちを聖なるもののように受け取る(百田きりん)

*009:週末

週末は(レモンジュースの明るさで)しずかに雲をどけてください(西巻真)

週末を七日前から待っている作業服なら乾いてるのに(稲荷辺長太)

*010:握

永久(とこしえ)のピザのチーズが伸びてゆくような握手をしたことがある(橘 こよみ)

すりぬけてゆくものばかり`力のない僕たちは小指をつなぐ(市川周)

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010:握(宮田ふゆこ)

夏祭り しんと終わってシャツの裾にきみが握ったあとだけ残る

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009:週末(宮田ふゆこ)

五日間あたためていた週末が孵るけはいで飛び起きている

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008:種(宮田ふゆこ)

もしかしてこれが憎しみ 身のうちの新種の蘭がすこうし愉快

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007:スプーン(宮田ふゆこ)

スプーンを渡したけれどカラメルはだいじに底に沈めておいた


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